職業安定法 ー 労働基準法等の適用の特例

 

労働基準法等の適用の特例(法44条~法47条の2)

 

  (1)労働基準法の適用区分(法44条)

 

派遣労働者に係る労働基準法の適用区分
項目 派遣元 派遣先
均等待遇
男女同一賃金の原則  
強制労働の禁止
公民権行使の保証  
労働契約  
賃金  
労働時間、休憩、休日  

変形労働時間制・時間外休日労働・みなし労働時間制に

係る労使協定の締結・届出

 
割増賃金  
年次有給休暇  
最低年齢  
年少者の証明書  
年少者の帰郷旅費  
年少者の労働時間等  
年少者の就業制限、坑内労働の禁止  
徒弟の弊害の排除
職業訓練に関する特例  
妊産婦の労働時間等  
妊産婦等の就業制限、坑内業務の就業制限  
産前産後の休業  
育児時間、生理休暇  
就業規則  
就業規則・労使協定・労使委員会の決議の周知義務  
法令の要旨の周知義務
寄宿舎  
災害補償  
申告を理由とする不利益取扱禁止
労働者名簿、賃金台帳  
記録の保存
報告の義務

 

  (2)労働安全衛生法の適用区分(法45条)

 

派遣労働者に係る労働安全衛生法の適用区分
項目 派遣元 派遣先
総括安全衛生管理者
安全管理者  
衛生管理者
産業医
作業主任者  
安全衛生推進者  
衛生推進者
安全委員会  
衛生委員会
年次有給休暇  
危険・健康障害の防止措置  
危険性又は有害性等の調査等(リスクアセスメント)  
製造業等の元方事業者の講ずべき措置  
定期自主検査  
化学物質の有害性の調査  
就業制限  
雇入れ時の安全衛生教育  
作業内容変更時の安全衛生教育
特別教育  
職長教育  
作業環境測定  
一般健康診断・保険指導  
特殊健康診断  
面接指導  
労働者死傷病報告